商標出願に必要な書類

商標出願に必要な書類

商標登録を出願する際に提出する書類は基本的には、1.願書、2.商品見本、3.説明書の3種類となります。

説明書は、願書と商標見本だけでは十分に説明しきれない場合に添付します。説明書の例としては、対象となる商品やサービスについての説明、対象となる商品の材料・製法・構造・用法・用途などの説明、対象となるサービスの質・効能・用途などの説明、商標を採択した理由の説明、色をつける範囲の表示、使用することによって発揮される商品の識別力(特別顕著性)の証明といったものがあります。

願書には、「商標登録出願人の氏名または名称、住所または居所」、「指定商品・役務(サービス)、並びに商品と役務(サービス)の区分」を記載します。商品と役務(サービス)の区分については、省令別表(商標法施行規則3条)に掲載されている商品・役務(サービス)の表示を参照して判断します。出願の対象となる商品やサービスが省令別表に例示されていない場合もあり得ますが、その際は国際分類も参照します。省令別表にも国際分類にも例示がない場合は、省令別表の備考に従って、所属区分を判断することになります。

商標出願に必要な書類2

願書の用紙は、日本工業規格A列4番(縦横29.7cmx21cm)のサイズで、インクがにじまず、文字が透き通らないものを使用します。願書には不要な文字、記号、枠線、罫線などを記載しないようにします。用紙の余白は、少なくとも用紙左に2cm、上に6cm、右と下に3cmとるようにし、書き方は左詰めの横書きとなっています。1行36字詰めにし、各行の間隔を少なくとも4mm以上とり、1ページ29行以内になるようにします。特許印紙を願書左上の余白に貼り、その下にその額を括弧して記載します。

商標のうちに、その商標を表示した書面の地色と同じ色の部分がある場合、「説明書」に記載がなければ、その部分は地色として考えられ、商標の一部ではないとして扱われることになります。これを避けるには、色彩をつける範囲を説明書に明示する必要があります。

商標見本については、特許庁が指定する一定の文字書体(JIS規格に定められている文字書体など)を用いる標準文字制度が採用されており、これを利用した場合は商標見本の作成・添付が不要になります。